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普通に常時営業が回れる顧客が、対象者全体の30%だったとしよう。出張など少し遠出を覚悟すれば70%ぐらい回れるが、コミュニケーションが浅くなるかもしれない。また、コストがよけいにかかるから、先に近くの顧客をしっかり刈り取ってからだ、と考えるだろう。ホテル・旅館が全国に1万あるとすれば、3,000件は常時回れる。クロージング率が10%とすれば300は売れるわけだ。残り7,000件の中で、2割から資料請求があるとすると1,400件。資料請求したぐらいだから顧客になる率が高い人だとすれば、その20%を契約に持っていくとして、280件。
営業の人は、ただ「商品おすすめトーク」をするのではなく、「ユーザーが望むことに特化したおすすめ」を顧客タイプごとに展開します。そのためにさまざまな資料を持って出かけ、行く先々でうまく差し替えて話しているのです。優秀な営業マンの中には、お客様のお悩みをリストアップした資料を使い、「そうそう、これに困ってるんだ」と言わせてから、解決策資料をとりだし、やがて商品を提案するような順序で活動している人もあるようです。